BIOGRAPHY
RYOKU
YOKOYAMA
RYOKU
YOKOYAMA
RYOKU
YOKOYAMA
東京都生まれ。13歳よりピアノを始める。
パドヴァ国際コンクールのピアノ部門第1位、全楽器総合部門満場一致で”グランプリ”を受賞し、併せて「パドヴァ賞」も受賞。『華麗な技巧と繊細な音楽性を併せ持つ、真の才能』と評される。モスクワ国際音楽コンクール第1位、スキーオ国際音楽コンクール第1位、ペーサロ国際音楽コンクール第1位、Riviera Versillaコンクール(イタリア)にて第1位、バルドリーノJan Langosz音楽コンクールにて満場一致で第1位を受賞し、併せてL.Spezzafari賞(現代音楽賞)を受賞、Gold国際クラシック音楽コンクール(オランダ)第2位、”Arte Musicale e Talento” 国際音楽コンクール第2位、”Lorenzo Perosi”国際音楽コンクール第3位、Harmoniae”国際ピアノコンクール第3位を受賞、シューベルト国際音楽コンクール(イタリア)にて全楽器総合部門第3位を受賞する。Vittorio Chiarappa財団より室内楽の奨学金を授与の他、数多くの国内外のコンクールで受賞。
山田和樹、パオロ・ポンツィアーノ・チャルディ等の指揮のもとオーケストラ共演、日本、イタリア、ドイツ、ベルギー、オーストリア、カナダにて、ソリスト、室内楽、歌曲伴奏等、数多くのリサイタル、国際音楽祭に出演し、イタリア国営放送でテレビやラジオ等で紹介される。また古楽器演奏家としても活躍をしており、フォルテピアノをはじめ、クラヴィコード、チェンバロを使用したコンサートも積極的に取り組み、数々のコンサートに招待され高く評価されている。ミラノ、ウーディネでのディーノ・チャーニ国際音楽祭、ローマ・フォルテピアノ音楽祭、フィレンツェ・フォルテピアノ音楽祭、サント・スピリト古楽音楽祭に出演の他、2012年にはズービン・メーターが名誉理事長を務めるペンテコステ国際音楽祭にてソロ・リサイタル出演し絶賛される。フェニーチェ歌劇場、アカデミア・バルトロメオ・クリストーフォリ, Auditorium al Duomo Firenze, ベッキオ宮殿、Favard宮殿、バルジェッロ美術館、シノーポリ・ホール、ローマ国立楽器博物館、Fava宮殿、ザッコ・アルメーニ宮殿、ピストイア・サント・スピリト教会、ウィーン・ホール(ザルツブルク)、ストロッツィ宮殿、その他多くの主要な演奏会に出演。2017年4月にはイタリア・チェンバロ協会本部にてチェンバロ・デビューリサイタルを開催し、脚光を浴びる。
これまで都立芸術高等学校、武蔵野音楽大学を卒業。ケルン音楽大学教授陣によるMatteheiner Sommer Akademieより全額免除奨学生に選抜され、ソロと室内楽コンサートに出演しディプロマを取得。シエナ・キジアーナ音楽院にてディプロマ取得。イモラ国際ピアノアカデミーの”Fortepiano e Pianoforte Romantico”コースをディプロマし、併せて最優秀生が受賞する”Diploma di Master”も取得する。イタリア政府国費留学生としてフィレンツェ・L.ケルビーニ国立音楽院の大学院を最高得点を得て首席で卒業し、並びに満場一致で”名誉称号”を取得する。後、同音楽院の大学院(Biennio)古楽科チェンバロ専攻学科を最高得点を得て首席で卒業。日本人で初、イタリアの音楽院でピアノ、フォルテピアノ、チェンバロの全てのコースを満場一致の首席で卒業し、それを機にピリオド楽器による古楽演奏も積極的に取り組み、非常に高い評価を得ている。これまでにピアノを奥村真理子、荒川留美、砂原悟、植田克己、三浦さえ子、H.ブラウス、S.エーデルマン、S.フィウッツィ、フォルテピアノをS.フィウッツィ、チェンバロ、オルガンをA.フェーディ、通奏低音をA.ペルージ、音楽古文書読解をP.ビオルディの各師に師事。またT.コープマン氏より古楽演奏法の薫陶受ける。
2014年よりイモラ国際ピアノアカデミープロジェクトジャパンの芸術監督を務め、これまで130名以上の子供たち、学生の渡伊が実現している。また、ピアノの他、フォルテピアノ、チェンバロの古楽器のマスタークラスを国内外で数多く企画し、特にボローニャ楽器博物館、フィレンツェ・バルトロメオ・クリストフォリアカデミーのマスタークラスでは、1600年代含むオリジナル古楽器を使用した稀なマスタークラスを開催し、好評を得た。フェニーチェ歌劇場(ヴェネツィア)やアカデミア・バルトロメオ・クリストフォリ(フィレンツェ)、イタリア・モーツァルト協会本部、Damaris音楽協会(ピストイア)とのコラボ演奏会、羽田空港の凱旋コンサート、東京・イタリア大使公邸表敬訪問コンサート等、日本若手音楽家の後進育成の教育活動を数多く手掛け、日本とイタリア間による日伊国際交流活動に力を注いでいる。また2015年より3年間、月刊音楽雑誌「ショパン」の連載を担当し、イタリアの音楽事情や音楽史を執筆し好評を得た。
長年、アカデミア・バルトロメオ・クリストフォリにてS.フィウッツィ教授のピアノとフォルテピアノのアシスタント講師を務め、2016〜2019年にイモラ国際ピアノアカデミー ”特別コース” 教授に就任。数多くの国内・国際コンクールの審査員に招聘される他、多くの生徒が国内、国際コンクールに上位受賞している。