【横山緑 ピアノアカデミー】 池袋|恵比寿|目黒不動前|西ヶ原のピアノ教室 Website
RYOKU YOKOYAMA
PIANIST 横山 緑
イモラ国際ピアノアカデミー
プロジェクトジャパン since 2014
Imola Project JAPAN collaboration with Fondazione Accademia ” Incontri col Maestro”
オリジナル楽器を用いた 〜バロック音楽&古典音楽のマスタークラス〜 2014~2019年
Master Class of Baroque & Classical Music with original instruments
オリジナル楽器を用いた “バロック音楽&古典音楽”のマスタークラス 2014〜2019年
Master Class of Baroque & Classical Music
with original instruments
2014 & 2015年
イモラ・サマーフェスティバル期間中に、プロジェクトジャパンではオプションで、古楽器のマスタークラスを開講しました。初年度の2014年と2015年は、フィレンツェのバルトロメオ・クリストフォリ・アカデミー(Accademia Bartolomeo Cristofori)にて、フォルテピアノのセミナーとレッスンを開催しました。このアカデミーはStefano Fiuzzi教授が芸術監督を務め、設置されている楽器は全てオリジナル楽器であることが驚きと共に、特徴でもあります。常に隣室の工房でメンテナンスが行われており、1700~1800年代のオリジナル楽器が20台以上完備されています。実際にコンサートで使用されている楽器も数多くあり、状態が良いものばかりです。
レッスンでは作曲家により楽器の使い分けをし、古楽器の響きをどう現代のピアノに活かせるのか、イメージを膨らませる様なレッスンが続きました。はじめは鍵盤やペダルに慣れることに必死でしたが、徐々にコツを掴んでくると笑顔が溢れ充実な時間でした。何よりもフィレンツェはピアノが生まれた街!その土地でオリジナル楽器に触れる経験は日本では叶わないことですので、この街でマスタークラスを開催できたことは、私にとっても一つの希望が叶った忘れられない一日となりました。
イモラ・サマーフェスティバル期間中に、プロジェクトジャパンではオプションで、古楽器のマスタークラスを開講しました。初年度の2014年と2015年は、フィレンツェのバルトロメオ・クリストフォリ・アカデミー(Accademia Bartolomeo Cristofori)にて、フォルテピアノのセミナーとレッスンを開催しました。
このアカデミーはStefano Fiuzzi教授が芸術監督を務め、設置されている楽器は全てオリジナル楽器であることが驚きと共に、特徴でもあります。常に隣室の工房でメンテナンスが行われており、1700~1800年代のオリジナル楽器が20台以上完備されています。実際にコンサートで使用されている楽器も数多くあり、状態が良いものばかりです。
レッスンでは作曲家により楽器の使い分けをし、古楽器の響きをどう現代のピアノに活かせるのか、イメージを膨らませる様なレッスンが続きました。はじめは鍵盤やペダルに慣れることに必死でしたが、徐々にコツを掴んでくると笑顔が溢れ充実な時間でした。
何よりもフィレンツェはピアノが生まれた街!その土地でオリジナル楽器に触れる経験は日本では叶わないことですので、この街でマスタークラスを開催できたことは、私にとっても一つの希望が叶った忘れられない一日となりました。
2017年
この年はチェンバロによる「バロック音楽のマスタークラス」をボローニャのSan Colombano-Collezione Tagliavini, Bolognaで開催しました。担当教授にはAlfonso Fedi先生をお迎えし、2台のチェンバロを並べての贅沢なレッスン!先生は質問に対して永遠にお話できるほど博識高い先生で、年齢に関係なく伝えなければならない要素を熱心に説明されていました。先生が使用した楽器はバッハ、スカルラッティ、ヘンデルが生まれた1685年製作の楽器です!受講曲はそれらの作曲家がメインで、模範演奏に耳を傾けながら熱心にレッスンを受けていました。古楽器を演奏して痛感するのは、いかにアーティキュレーションが重要であるかということです。古楽器は繊細なニュアンスをつけなければ表現が乏しくなり、時には言葉を語りながら歌う様に、または弦楽器のボーイングをイメージして楽器を響かすために細かい表現が必須となります 。ピアノで演奏する時にも実は非常に重要な要素で、古楽器を学んだ後にピアノに戻ると、受講者の演奏がガラッと変わることが毎回印象的でした。またこの様な機会の重要性を再確認させられる時間となりました。
この年はチェンバロによる「バロック音楽のマスタークラス」をボローニャのSan Colombano-Collezione Tagliavini, Bolognaで開催しました。担当教授にはAlfonso Fedi先生をお迎えし、2台のチェンバロを並べての贅沢なレッスン!先生は質問に対して永遠にお話できるほど博識高い先生で、年齢に関係なく伝えなければならない要素を熱心に説明されていました。
先生が使用した楽器はバッハ、スカルラッティ、ヘンデルが生まれた1685年製作の楽器です!受講曲はそれらの作曲家がメインで、模範演奏に耳を傾けながら熱心にレッスンを受けていました。
古楽器を演奏して痛感するのは、いかにアーティキュレーションが重要であるかということです。古楽器は繊細なニュアンスをつけなければ表現が乏しくなり、時には言葉を語りながら歌う様に、または弦楽器のボーイングをイメージして楽器を響かすために細かい表現が必須となります 。
ピアノで演奏する時にも実は非常に重要な要素で、古楽器を学んだ後にピアノに戻ると、受講者の演奏がガラッと変わることが毎回印象的でした。またこの様な機会の重要性を再確認させられる時間となりました。
2018 & 2019年
2018年と2019年はStefano Fiuzzi教授をお招きしてマスタークラスを開催しました。バロックと古典派の両方をオリジナル楽器で学ぶ、今までになかった贅沢な機会です!チェンバロは私が担当し、フォルテピアノはFiuzzi教授が担当、受講者が準備したレパートリーにより楽器を変えてのレッスンとなりました。2019年は1685年のオリジナルのチェンバロ使用が初めて認められ、繊細な楽器であるため時間制限のもと、この貴重な楽器でレッスンを受ける贅沢な機会を得ることができました。普段ピアノに慣れている分、タッチのコントロールに苦労するのですが、順応な受講者の方々は時間内でスポンジの様に吸収され、素晴らしい経験になったことを確信しています。
2018年と2019年はStefano Fiuzzi教授をお招きしてマスタークラスを開催しました。バロックと古典派の両方をオリジナル楽器で学ぶ、今までになかった贅沢な機会です!
チェンバロは私が担当し、フォルテピアノはFiuzzi教授が担当、受講者が準備したレパートリーにより楽器を変えてのレッスンとなりました。
2019年は1685年のオリジナルのチェンバロ使用が初めて認められ、繊細な楽器であるため時間制限のもと、この貴重な楽器でレッスンを受ける贅沢な機会を得ることができました。
普段ピアノに慣れている分、タッチのコントロールに苦労するのですが、順応な受講者の方々は時間内でスポンジの様に吸収され、素晴らしい経験になったことを確信しています。