【横山緑 ピアノアカデミー】 池袋|恵比寿|目黒不動前|西ヶ原のピアノ教室 Website

イモラ国際ピアノアカデミー

プロジェクトジャパン since 2014

IMOLA PROJECT JAPAN

2011年3月11日に襲った東日本大震災・・・

近親者が岩手県で被災し、変わり果てた街並みを哀しくも目の当たりにし愕然としました。あの日に起きたことが心の奥底で処理できずに、様々な気持ちが内包されたまま過ごしていた日々を今でも鮮明に思い出します。多くの人がその中でも立ち上がろうと懸命に生きるなか、震災を境に知り合った友人に相談したことがきっかけとなり、イモラ国際ピアノアカデミー25周年である2014年より、イモラ・プロジェクトジャパンを開催するまでに発展しました。

 

世界中から集まるイタリアの音楽祭を通し、日本でピアノを勉強する一人でも多くの子どもたちや若者たちにとって明るい未来の第一歩になれば…という強い願いがありました。私自身、音楽家として未だ未熟ではありますが、どの様な形で社会貢献できるのか日々試行錯誤のなか、音楽を通して一人でも多くの方が各々の道の開き方で、音楽と共に幸せな人生を歩んで欲しいという想いがあります。

 

音楽祭は夏休み期間中の2週間開催され、連日、教授陣による公開レッスン、コンサート出演、フィレンツェやボローニャの楽器博物館で開催されるオリジナル古楽器によるマスタークラス、世界遺産のフィレンツェ訪問、予選/セミファイナル/ファイナルの3ステージあるコンクールと表彰式など、正に音楽三昧の日々を過ごし、音楽のみならず、人間的にも大きく成長される機会となります。

 

特に、子供や学生の多感で繊細な感情を抱く時期の 、”経験”  “体験”  “出会い”  は、その後の人生において非常に大きな意味をもたらします。大人になり多くの方がある様に、数年、何十年と時間が経過したのち、勇気を持ってチャレンジした経験や出会い、何かのきっかけになった個人的な体験、唯一無二のできごとを思い起こすことがあることと思います。その様な機会を、次世代へ続く方々へ提供する機会を創り上げていきたいと思っております。

 

 

音楽は言葉がなくても人と人を結び、世界中の人と心が通じ合える普遍的で大切な文化です。様々な紛争や震災などが続いているこの時代、特に音楽は不可欠であると思っております。芸術・音楽への愛情と、先人が受け継いできた文化遺産への尊厳、想う気持ちを忘れず、次世代にバトンを繋いでいく若い方を対象とした社会活動を、持続可能な社会への取り組みとして、今後も芸術・音楽を通じて続けて参りたいと思います。

 

 

 

芸術監督  横山 緑

 

2011年3月11日に襲った東日本大災・・・

 

近親者が岩手県で被災し、変わり果てた街並みを哀しくも目の当たりにし愕然としました。

 

あの日に起きたことが心の奥底で処理できずに、様々な気持ちが内包されたまま過ごしていた日々を今でも鮮明に思い出します。

 

多くの人がその中でも立ち上がろうと懸命に生きるなか、震災を境に知り合った友人に相談したことがきっかけとなり、イモラ国際ピアノアカデミー25周年である2014年より、イモラ・プロジェクトジャパンを開催するまでに発展しました。

 

世界中から集まるイタリアの音楽祭を通し、日本でピアノを勉強する一人でも多くの子どもたちや若者たちにとって明るい未来の第一歩になれば…という強い願いがありました。

 

私自身、音楽家として未だ未熟ではありますが、どの様な形で社会貢献できるのか日々試行錯誤のなか、音楽を通して一人でも多くの方が各々の道の開き方で、音楽と共に幸せな人生を歩んで欲しいという想いがあります。

 

音楽祭は夏休み期間中の2週間開催され、連日、教授陣による公開レッスン、コンサート出演、フィレンツェやボローニャの楽器博物館で開催されるオリジナル古楽器によるマスタークラス、世界遺産のフィレンツェ訪問、予選/セミファイナル/ファイナルの3ステージあるコンクールと表彰式など、正に音楽三昧の日々を過ごし、音楽のみならず、人間的にも大きく成長される機会となります。

 

特に、子供や学生の多感で繊細な感情を抱く時期の 、”経験”  “体験”  “出会い”  は、その後の人生において非常に大きな意味をもたらします。大人になり多くの方がある様に、数年、何十年と時間が経過したのち、勇気を持ってチャレンジした経験や出会い、何かのきっかけになった個人的な体験、唯一無二のできごとを思い起こすことがあることと思います。その様な機会を、次世代へ続く方々へ提供する機会を創り上げていきたいと思っております。

 

音楽は言葉がなくても人と人を結び、世界中の人と心が通じ合える普遍的で大切な文化です。様々な紛争や震災などが続いているこの時代、特に音楽は不可欠であると思っております。

 

芸術・音楽への愛情と、先人が受け継いできた文化遺産への尊厳、想う気持ちを忘れず、次世代にバトンを繋いでいく若い方を対象とした社会活動を、持続可能な社会への取り組みとして、今後も芸術・音楽を通じて続けて参りたいと思います。

 

 

芸術監督  横山 緑

 

イモラ国際ピアノアカデミー「巨匠との出会い」について


about Fondazione Accademia “Incontri col Maestro”

イモラ国際ピアノアカデミー

「巨匠との出会い」について


about Fondazione Accademia 

“Incontri col Maestro”

イモラ国際ピアノアカデミー(Fondazione Accademia “Incontri col Maestro”)は、Franco Scala教授が1989年に創立した、当時プライベートの学校でした。学校名の『巨匠との出会い』は、まさに巨匠と呼ばれる音楽家から直に学ぶ場として付けられ、リヒテル、アシュケナージ、ポリーニ、シフ、ムーティ、シャイーをはじめ、数多くの著名人がレッスンやコンサートの為にアカデミーを訪れています。これまでピアノのアカデミーとして数々の国際コンクール受賞者を輩出し、数年前に私立校から国立校に変わりました。年々、総合的に音楽を学ぶアカデミーとして規模が大きく発展しています。毎年夏に開催されるフェスティバルは、世界中から子供達や若い学生が集まり、音楽祭として重要な役割を成しています。

2013年7月


Presentation

2013年7月


Presentation

イモラ国際ピアノアカデミー主催(Fondazione Accademia Incontri col Maestro)であるサマーフェスティバル開催中、アカデミー創立者であるFranco Scala教授と、当時副学長のStefano Fiuzzi教授を訪れ、「プロジェクト・ジャパン」の開催を懇願しました。

 

私自身もこのアカデミーで3年間学び、音楽する環境や個性あふれる教授陣の教えに感激したこと、日本で学ぶ子供達や学生にこの素晴らしさを若く多感である時期に、豊かな経験をすることが大切であることをお伝えし、承諾して頂くことができました。

 

海外のマスタークラスでは小学生の参加が困難なことも多いなか、イモラ・プロジェクトジャパンでは7歳前後のお子様から参加可能です。年齢を問わず、同じ音楽を探求する仲間のレッスンやコンクールの聴講、連日開催されているコンサートを拝聴することで、舞台で演奏する目的や意志が芽生え、ピアノの上達において素晴らしい機会となる2週間。2014年から開催が決定し、プロジェクトが始動しました!

全国規模のオーディション開催


1°Audition & Ceremony

全国規模のオーディション開催


1°Audition & Ceremony

第1回目は宮城・福島・東京・愛知・兵庫の全国規模でオーディションを開催し、本選はイタリア政府機関であるイタリア文化会館・アニェッリホール(東京)にて開催しました。オーディションは特定の課題曲はなく、自由な選曲で自発的で豊かな音楽性を育成することに主眼をおき、幅広い個性や芸術性がいかに表現されているかを重要視して審査をさせていただきました。全国より120名以上の参加者が日頃の研鑽を出しきり、熱い演奏を披露されました。

 

本選の審査員長にはStefano Fiuzzi副学長、グランプリと特別優秀賞受賞者には、日本⇆イタリア間の往復航空券、及びサマー・フェスティバル参加費全額免除が褒章として授与されました。 


 特別協賛:日本空港ビルデング株式会社、日本航空株式会社

協賛:ゼビオ株式会社、株式会社クイーポgenten、(有)鳴滝工業、厚生中央病院

後援:イタリア大使館、在ミラノ日本国総領事館、イモラ市、伊日財団、イタリア文化会館、常盤木学園高等学校、日響楽器株式会社

第1回目は宮城・福島・東京・愛知・兵庫の全国規模でオーディションを開催し、本選はイタリア政府機関であるイタリア文化会館・アニェッリホール(東京)にて開催しました。

 

オーディションは特定の課題曲はなく、自由な選曲で自発的で豊かな音楽性を育成することに主眼をおき、幅広い個性や芸術性がいかに表現されているかを重要視して審査をさせていただきました。全国より120名以上の参加者が日頃の研鑽を出しきり、熱い演奏を披露されました。

 

本選の審査員長にはStefano Fiuzzi副学長、グランプリと特別優秀賞受賞者には、日本⇆イタリア間の往復航空券、及びサマー・フェスティバル参加費全額免除が褒章として授与されました。 

 


特別協賛:日本空港ビルデング株式会社、日本航空株式会社

協賛:ゼビオ株式会社、株式会社クイーポgenten、(有)鳴滝工業、厚生中央病院

後援:イタリア大使館、在ミラノ日本国総領事館、イモラ市、伊日財団、イタリア文化会館、常盤木学園高等学校、日響楽器株式会社

イモラ・サマーフェスティバル Project JAPAN since 2014


Imola Summer Festival Project JAPAN since 2014

イモラ・サマーフェスティバル

Project JAPAN since 2014


Imola Summer Festival Project JAPAN since 2014

イモラ・プロジェクトジャパンは、イモラ国際アカデミー創立25周年の記念の年より開催いたしました。


期間内には世界各地から200名を超す参加者たちと生活を共にし、教授陣と食事を摂りながら、熱く音楽や人生を語り合い、貴重な情報交換をすることで、個々の音楽性や人間性の成長にも繋がります。

 

短期間でありながら密度の濃い充実した時間を過ごし、音楽を勉強している人なら誰もが経験したいと思う、素晴らしい音楽祭です!

 

主なスケジュールはウェルカム・パーティー、個人レッスン(全て公開)、コンサート出演、オリジナル古楽器によるバロック&古典派のマスタークラス、コンクール参加、フィレンツェへの遠足、コンサートの拝聴、イモラ市長表敬訪問、受賞者コンサートと表彰式となります。合間には急遽、テレビの撮影が入ることや、年によりオーケストラと共演する機会、またコンサートは数回演奏させて頂くチャンスがある年など様々です。

 

サマーフェスティバルとの特別提携により、本オーディションの入賞者は全員、イモラ・サマーフェスティバルへの参加が認められ、教授陣から認められた場合、イタリアのモーツァルト協会及び、ピストイアの・ダマリス文化協会、フィレンツェのアカデミア・バルトロメオ・クリストフォリのシーズン・コンサートへの推薦、本人が希望する場合は、音楽院への推薦入学(入学試験免除)が認められます。

 

これまで特別コース、本科コースへ10名ほどが入学をしました。入学後も国際コンクールで上位受賞を果たすなど、その後も活躍をしています。

教授陣のレッスン


Lessons with Professors

教授陣のレッスン


Lessons with Professors

フェスティバルのレッスンでは、3名の異なる教授からのレッスンを受講することができ、9時から18時過ぎまでレッスンが毎日続きます。

 

レッスンは全て公開で、自由に聴講することが出来ます。練習の合間に積極的に聴講をし、ノートにアドバイスを書いている受講者が小学生に多く、話を聞いてみるところ、夏休みの自由研究でまとめたいとお話してくれた方がいました。

 

毎回のレッスンは受講生の皆さんが緊張の面持ちでいらっしゃるのですが、それだけ真剣に打ち込む姿勢を見ていて感銘を受けることがありました。1回のレッスンは60分と限られた時間ですが、その中で少しでも多くのことを吸収しようとする姿勢や、実際に通訳をしながら横でレッスンを聴いていて、みるみるうちに演奏が変わっていく姿に驚くことが多々ありました。

 

「1時間のレッスンで曲の魅力がより伝わる演奏になったことを、自分でも感じた」と話してくれた受講生。教授陣は伝える内容や、生徒一人ひとりの立場になって丁寧に指導されていらっしゃいます。

 

将来を見据えた身体の使い方や脱力方法に1時間を掛けてレッスンされたり、バロック時代の音楽的背景や奏法について説明をし、どうピアノ演奏に生かすことが出来るか紐解いていくレッスン、舞台で演奏するための緊張のコントロール、集中力と練習方法、様々な時代の曲を持っていきた受講生には、プログラムとしての弾きわけなど、どのレッスンも熱量を感じるもので、先生方もレッスン後に、「こちらこそ素敵な演奏をありがとう!」と仰っている姿が印象に残っています。

 

これまでの担当教授> 

Stefano Fiuzzi、Andre’ Gallo、Ingrid Fliter、Leonid Margarius、Enrico Pace、Boris Petrushansky、Riccardo Risaliti、Igor Roma、Roberto Giordano、横山緑

イモラ・サマーフェスティバル 

タレント・コンサート


Imola Summer Festival Talent Concerts 

イモラ・サマーフェスティバル 

タレント・コンサート


Imola Summer Festival Talent Concerts 

イモラ・サマーフェスティバル期間中にはタレント・コンサートが開催されます。人数が多いため、数日に渡って開催されるのですが、初めて海外で演奏する方がほとんどで、緊張と楽しみな気持ちが織り混ざる一夜。それでも堂々とした演奏をされ、先生方からは「レッスンで言われたことをただ弾くのではなく、自分で消化してこの年齢で既に”自分の演奏として”表現しているところが素晴らしい」と絶賛の声を頂きました。

 

またイタリアのコンサート開始時間は非常に遅く、21時半から夜中まで続きますが、小学生の皆さんは特に体力勝負。時差がある中、本番のコンディション調整を各々が行い、演奏後も教授陣に好評を自ら聞きに行く姿に、先生方も感銘を受けたとお話していました。

“古典派のピアノ協奏曲” マスタークラス 担当教授: A.Lonquich先生


Master Class of Piano Concerts with Maestro A.Lonquich

“古典派のピアノ協奏曲” マスタークラス 

担当教授: A.Lonquich先生


Master Class of Piano Concerts with Maestro A.Lonquich

2015&2016年にはA.Lonquich氏によるモーツァルト、ベートーヴェンのピアノ協奏曲のマスタークラスが行われました。オーケストラと3日間による贅沢なレッスンが行われ、最終日にはコンサートも開催されました。受講生は選抜で、弾き振りで通奏低音も演奏することが義務付けられ、当時の演奏形態で曲を仕上げていくことが課題となりました。

 

受講生皆が初めての経験で戸惑いや緊張もありましたが、最後は堂々と演奏を披露され、皆がハッピーな経験だったと語っていたのが印象に残っています。Lonquich氏は演奏家としてヨーロッパで有名なピアニストで活躍されています。個人のレッスンを一切されていないので、イモラでのマスタークラスは貴重な経験になったことと思います。

イモラ市庁舎 市長 / 副市長表敬訪問


Diplomatic courtesy call at the Imola City Hall 

イモラ市庁舎 市長 / 副市長表敬訪問


Diplomatic courtesy call at the Imola City Hall 

毎年、フェスティある最終日にはイモラ市庁舎(Plazzo Comunale di Imola)へ、イモラ市長/副市長表敬訪問が行われました。間の天井には素敵なフレスコ画が残されており、見応えある空間となっています。

 

市長から訪問の激励のメッセージに続き、「音楽を通して通して世界中の人と繋がることができる、こんなに幸せなことはなく、毎日みなさんの演奏を聴かせて頂き、感激して過ごしていました」と、Franco Scala先生から最後にご挨拶がありました。

 

毎年、フェスティある最終日にはイモラ市庁舎(Plazzo Comunale di Imola)へ、イモラ市長/副市長表敬訪問が行われました。間の天井には素敵なフレスコ画が残されており、見応えある空間となっています。市長から訪問の激励のメッセージに続き、「音楽を通して通して世界中の人と繋がることができる、こんなに幸せなことはなく、毎日みなさんの演奏を聴かせて頂き、感激して過ごしていました」と、Franco Scala先生から最後にご挨拶がありました。

 

イモラ市庁舎表敬訪問 

Premio Awards  “Città di Imola” コンクール


Premio Awards  “Città di Imola” コンクール


イモラ・サマーフェスティバルの最終日に近づくと、Imola PIano Awardsというコンクールが開催されます。プロジェクトジャパンのオーディション通過をしている参加者は、セミファイナルからの参加となります。レベルは非常に高く、ファイナルに進むのは各部門3名ずつ、同点の場合は4名が通過することもありました。参加者は全部で200名を超えるコンクールで、ファイナルに通過するのは僅か9名。レベルは国際コンクールのレベルで奨学金も充実しています。賞の決定は各審査員の点数に対し、聴衆票との比較、また審査を公平に保つために、イモラ国際ピアノアカデミー外から国立音楽院の学長を審査委員長として招聘して行う年もありました。課題曲は用いず、それぞれのカテゴリーで演奏時間が定められており、自由なリサイタル形式です。

 

コンクールは点数が発生するものですので、音楽で競うことが時にはデメリットになるのですが、毎年受講者の方々の表情がコンクールに近づいてくると変化していくことに気付かされました。特に年々レベルが高くなり、2019年に印象に残っていることは、ファイナルの早朝、「もっと良くなる気がする!賞より曲の魅力を伝えたい!」と、目をキラキラさせて本番当日の朝にレッスンの補講をお願いしてきた小学生。またコンクール前日には、中国のプロジェクトから参加された方が弾き合いをし、意見交換を交わしながらリハーサルが夜中0時過ぎまで続いていたこと。より磨きをかけた演奏にこだわり、高みを持って磨き上げていく情熱を間近で見て、最後は賞や順位以上のものを求めていた気がしています。そして、ファイナルの演奏では皆がベストな演奏をされ、悔いなしという表情と笑顔を見て、私自身も小さい身体から溢れ出る音から強い意志をダイレクトに感じ、演奏に年齢は関係ないことを改めて感じたコンクールであったことを追記したいです。

イモラ・サマーフェスティバルの最終日に近づくと、Imola PIano Awardsというコンクールが開催されます。プロジェクトジャパンのオーディション通過をしている参加者は、セミファイナルからの参加となります。レベルは非常に高く、ファイナルに進むのは各部門3名ずつ、同点の場合は4名が通過することもありました。

 

参加者は全部で200名を超えるコンクールで、ファイナルに通過するのは僅か9名。レベルは国際コンクールのレベルで奨学金も充実しています。賞の決定は各審査員の点数に対し、聴衆票との比較、また審査を公平に保つために、イモラ国際ピアノアカデミー外から国立音楽院の学長を審査委員長として招聘して行う年もありました。課題曲は用いず、それぞれのカテゴリーで演奏時間が定められており、自由なリサイタル形式です。

 

コンクールは点数が発生するものですので、音楽で競いがちになることが時にはデメリットになるのですが、毎年受講者の方々の表情がコンクールに近づいてくると変化していくことに気付かされました。特に年々レベルが高くなり、2019年に印象に残っていることは、ファイナルの早朝、「もっと良くなる気がする!賞より曲の魅力を伝えたい!」と、目をキラキラさせて本番当日の朝にレッスンの補講をお願いしてきた小学生。

 

またコンクール前日には、中国のプロジェクトから参加された方が弾き合いをし、意見交換を交わしながらリハーサルが夜中0時過ぎまで続いていたこと。より磨きをかけた演奏にこだわり、高みを持って磨き上げていく情熱を間近で見て、最後は賞や順位以上のものを求めていた気がしています。

 

そして、ファイナルの演奏では皆がベストな演奏をされ、悔いなしという表情と笑顔を見て、私自身も小さい身体から溢れ出る音から強い意志をダイレクトに感じ、演奏に年齢は関係ないことを改めて感じたコンクールであったことを追記したいです。

イモラ・サマーフェスティバル

受賞者コンサート&表彰式


Imola Summer Festival / Concert & Ceremony

イモラ・サマーフェスティバル

受賞者コンサート&表彰式


Imola Summer Festival / Concert & Ceremony

毎年、最終日には”Piano Awards”コンクールの受賞者コンサートと表彰式が開催されます。長いようで短い2週間の最終日。納得いく演奏ができた方、力を出しきれなかった方、それぞれに様々な想い交差する日。アカデミーの先生方にとっても、感慨深い一日です。

 

2018年のイモラ・サマーフェスティバル最終日に行われた受賞者コンサートと表彰式の模様は、TR24のニュースで放映されました。期間中に開催されたコンクールには総勢200名以上が参加し、最終ファイナルでは12名の受賞者が選ばれました。プロジェクトジャパンで参加された方々も、堂々の上位受賞を果たし、スポンサーさんや貴族の方より直接、奨学金が授与されました。



Ceremony of Piano Awards

Ceremony of Piano Awards

Ceremony of Piano Awards

イモラ・サマーフェスティバル

羽田空港第1ターミナルロビー凱旋帰国コンサート 2015/8/23


Concert at the Airport HANDEDA – Terminal 1 –

イモラ・サマーフェスティバル

羽田空港第1ターミナルロビー

凱旋帰国コンサート 2015/8/23


Concert at the Airport HANDEDA – Terminal 1 –

イモラ国際ピアノアカデミー主催によるサマーフェスティバルを参加し、期間中のコンクールで健闘された方々の凱旋帰国コンサートが、羽田空港第1ターミナルロビーにて開催されました。偶然通りかかった多くのお客様が立ち止まって演奏を聴いて下さり、帰国直後のイタリアの香りがする瑞々しい演奏に、360度から拍手喝采。

 

プロジェクトとこの企画にご協賛賜りました日本空港ビルデング株式会社様、そして日本航空株式会社様に演奏を拝聴して頂き、大変光栄で感謝の気持ちが溢れる時間となりました。終演後は出演者の皆様がサプライズでご用意して下さった色紙をお渡しできたことも、嬉しい出来事でした。

イモラ国際ピアノアカデミー主催によるサマーフェスティバルを参加し、期間中のコンクールで健闘された方々の凱旋帰国コンサートが、羽田空港第1ターミナルロビーにて開催されました。偶然通りかかった多くのお客様が立ち止まって演奏を聴いて下さり、帰国直後のイタリアの香りがする瑞々しい演奏に、360度から拍手喝采。

 

プロジェクトとこの企画にご協賛賜りました日本空港ビルデング株式会社様、そして日本航空株式会社様に演奏を拝聴して頂き、大変光栄で感謝の気持ちが溢れる時間となりました。終演後は出演者の皆様がサプライズでご用意して下さった色紙をお渡しできたことも、嬉しい出来事でした。

イモラ国際ピアノアカデミー・プロジェクトジャパンオーディショション表彰式

羽田空港ギャラクシーホール 2016/6/5


Ceremony of Imola Audition at the Airport HANEDA -Galaxy Hall-

イモラ・プロジェクトジャパン

オーディショション表彰式

羽田空港ギャラクシーホール 2016/6/5


Ceremony of Imola Audition

at the Airport HANEDA -Galaxy Hall

第3回イモラ国際ピアノオーディションの表彰式が、羽田空港ギャラクシーホールにて行われました。アカデミーの前副学長ステファノ・フィウッツィ教授と、河合誠様(日本空港ビルデング株式会社)のご挨拶から始まり、素晴らしい演奏を聴かせて下さった参加者の皆様と祝福の時間を過ごせたことに感謝しています。飛行機が離陸する景色を見渡しながら、世界へ羽ばたいていく若い音楽家の卵たちを想像し、心が躍るような幸せに満ちた時となりました。また表彰式後にはイタリア製のトロフィーと賞状を抱えて喜ぶ子供たちの笑顔が印象に残っています。

 

日本空港ビルデング株式会社様、ならびに日本空港株式会社のご協賛を賜り、この様な盛大な会を開催することができましたことを、改めまして感謝申し上げます。

第3回イモラ国際ピアノオーディションの表彰式が、羽田空港ギャラクシーホールにて行われました。

 

アカデミーの前副学長ステファノ・フィウッツィ教授と、河合誠様(日本空港ビルデング株式会社)のご挨拶から始まり、素晴らしい演奏を聴かせて下さった参加者の皆様と祝福の時間を過ごせたことに感謝しています。飛行機が離陸する景色を見渡しながら、世界へ羽ばたいていく若い音楽家の卵たちを想像し、心が躍るような幸せに満ちた時となりました。

 

また表彰式後にはイタリア製のトロフィーと賞状を抱えて喜ぶ子供たちの笑顔が印象に残っています。

 

日本空港ビルデング株式会社様、ならびに日本空港株式会社のご協賛を賜り、この様な盛大な会を開催することができましたことを、改めまして感謝申し上げます。

東京・イタリア大使館公邸プライベートコンサート

ジョルジョ・スタラーチェ駐日大使ご夫妻 表敬訪問   2021/7/3


Diplomatic courtesy call and Special Concert at the Residence of Italian Embassy in Tokyo

東京イタリア大使館公邸プライベートコンサート

ジョルジョ・スタラーチェ駐日大使ご夫妻 表敬訪問   2021/7/3


Diplomatic courtesy call and Special Concert at the Residence of Italian Embassy in Tokyo

ジョルジョ・スタラーチェイタリア駐日大使とマテルダ夫人が、イモラ国際ピアノアカデミー・サマーフェスティバルで研鑽を積まれた子供たちを、イタリア大使公邸に迎えてくださり、私物であるアンティークのベヒシュタインピアノでプライベートコンサートを開催して下さいました。

 

イタリアから帰国して数年、お一人ひとりが更に成長し、心のこもった演奏を披露されたことに大使ご夫妻は大変喜んで下さり、止まない熱い拍手を終始送って下さいました。

 

大使ご自身も多忙のなかピアノの練習に励まるなか、「実は今度生まれ変わる時はみんなの様にピアニストになりたいと思っているんです。今日みなさんと初めてお会いしたのに、演奏を通じて既に友人である様な温かい気持ちになりました。音楽は人と人を結ぶもの、私自身も音で表現できる人になりたいです!」とスピーチをされました。

 

コンサート後にはサプライズでイタリア大使館のシェフのイタリアン・ブッフェを準備して下さり、和やかな時間を過ごしながら激励の言葉も頂きました。イタリア愛に包まれ、音楽を通じて心が通う温かみを感じる時間、Covid19で世界中が困難に見舞われましたが、この様なご時世だからこそ芸術や交流の重要さを尚更敏感に感じ、また文化・音楽の原点を考えさせられる時間となりました 。

 

スタラーチェ大使ご夫妻、企画段階よりご尽力下さった上狼さま、そして演奏して下さった若きピアニストの皆様に、改めまして心より御礼申し上げます。

Era una giornata meravigliosa…Non mi trovo le parole perché mi sono emozionata molto di essere pieno di gentilezza e l’affetto dell’ambasciatore Giorgio Starace e la sua moglie, Signora Matelda. 

 

Il mio sogno si è avverato con carissimi piccoli pianisti. Ringrazio tanto ancora per una giornata bellissima memorabile.