季節の変わり目、お元気ですか?
地球温暖化で9月下旬なのに真夏のような日差し。
台風や長引く残暑、体調管理が大変な時期ですが、如何お過ごしですか?
私は季節の変わり目に痒みを伴うアレルギー症状が出てしまうので、
早めの対応で自律神経を整えるために様々できることをしています。
その中で大事にしているのが飲食。
「私たちの身体は口から入れたもので出来ている」と、よく言われています。
以前は何も考えずに、美味しい!と感じるものを口にしていたのですが、
イタリアに留学してみると食文化が進んでいることを知り、とても影響を受けました。
特に、その土地で取れたものを大切にしていて、広場では毎朝、オーガニック市場が開催されていました。
しかしイタリアでは大好きなスパゲッティやピザ、パンが主食で、主に小麦が中心のお食事。
日本でお米を食べて育ったところから一転、毎日小麦を食べることで知らず知らず身体に負担を掛けていました。
何となくお腹が張ってしまったり、突然、眠気に襲われたり、アレルギー症状も出てしまったり…
そこで色々調べてみると、イタリア人も小麦アレルギーの方が多くいて、
米粉で出来たグルテンフリーのパスタを食べている人もいることを知ったと同時に、
薬草を主に扱った薬局でハーブを調合してもらい、体調管理のために飲んでいる人も多くいました。
ハーブの力を知ることに!
イタリア留学中に、海外の病院通いはなるべく避けたいと思い必死で調べた結果、
フィレンツェの自宅近所で薬草講座を開講していたことを知りました。
毎回、先生が教えて下さる調合レシピに目が鱗!
自然の力で身体を整えることが出来ることに、救われる気持ちになりました🌿
もちろん大きな病気を治すことは難しいのですが、
お薬を飲まずに植物の力を借りて自然治療力や免疫を高めたり、身体を守ることが出来ると教わりました。
植物は外敵、過酷な環境から逃げることができずに、じっと動かず、その場に留まっていないといけません。
そのために、闘い抜ける成分を自ら作り出していきながら進化をしてきました。
ビタミン、ポリフェノール、ミネラルなどの抗酸化成分や食物繊維等、豊富な栄養素が含まれています。
自然の中でも逞しく息づく野草、過酷な環境でも生き抜いている植物には強さがあり、
そこから私たちも栄養を頂くことができます!
以前ピアノのレッスンの時に、元イタリア大使ご夫妻からお土産にハーブティーを頂いたことがありました。
その薬草は、ロシアのマイナス40度の山頂で取れた無農薬のもの!
「過酷な状況でも生き抜いているハーブティー、本当に元気になるから飲んでみて!」と頂いたのです。
早速、帰宅してから飲んでみると、身体がポカポカしてきて、頭はシャキッとする感覚がありました。
イタリアでは近所に多くの薬草を扱った薬局があったので頻繁に通っていましたが、
今はご縁を頂いた、下北沢にあるネロリハーブさんにお世話になっています。
今の自分に合ったハーブをカウンセリング時に調合して頂き、毎日750mlを飲みます。
ハーブティーというとエレガントなアフタヌーンティーの様なイメージがありますが、そんなことはなく、
750mlのボトルに熱湯を注ぎ、一日で少しずつ飲みきります。
十種類以上の調合されたハーブティーは美味しくて飲みやすく、体調も整っていくのが不思議!
お勧めのハーブ店です🌿
お食事もなるべく気をつける
お食事は理想通りにはいかないのですが、油はトランス脂肪酸を摂らないこと、白砂糖は使わない、
調味料も成分表を見て気をつけています。
お野菜や果物は完全無農薬は難しいので、きちんと洗って農薬を落とすことなど、なるべく気を付ける様にしています。
というのも体調管理を日々していないと、コンクールや本番前の生徒さんに迷惑を掛けてしまったり、本番は穴を開けれないのです…
イタリアのピアノの恩師は超健康マニアで、日本食を取り入れていました。
自ら栄養士さんにも相談したり、ハーブティーや緑茶を毎日飲む、野菜や果物は信頼する市場で買う、
整体やマッサージにも通って身体をほぐしたり、1日1万歩を歩くことを課して適度な運動もしていました。
少しでも寒いと思えば喉を覆うマフラーを欠かさない等、徹底した管理。
80歳になる先生ですが、大きな病気なく精力的に世界を周っていらっしゃるのも、これまでの努力の賜物なのかもしれません。
先生からは音楽のことだけではなく、健康管理についても随分教えて頂きました!
まだ残暑厳しい日々ですが、これから少しずつ肌寒くなっていく季節。
なるべく体調を壊さない様に、免疫を整えて健康でいることを心掛けたいです☘️